WORKS No. 809 ED治療は医療機関への相談から

WORKS No. 809 ED治療は医療機関への相談から

WORKS NO. 809 治療は医療機関への相談から

(勃起障害)の治療で最も大切なのは、広告や個人の体験談だけで薬を選ばず、まず泌尿器科などの医療機関へ相談することです。は年齢だけで起こるものではなく、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓や血管の病気、ホルモンの異常、服用中の薬、ストレス、睡眠不足、夫婦関係など、さまざまな原因が関係します。勃起の悩みが、別の病気を知らせる最初の兆候である場合もあります。
一般的な治療薬には、シルデナフィルやタダラフィルなどがあります。性的刺激による勃起を補助する薬であり、飲むだけで自動的に勃起したり、性欲そのものを強めたりする薬ではありません。頭痛、顔のほてり、鼻づまり、動悸、消化不良、めまい、視覚の変化、背部痛などが現れることがあります。
「控えめな薬なら安全」「少量なら診察は必要ない」と自己判断してはいけません。副作用の出やすさは、薬の種類だけでなく、体質、年齢、持病、用量、併用薬によって変わります。少量から始める方法が適している人もいますが、医師が診察したうえで決めることが必要です。特に、狭心症などに使う硝酸薬や一部の肺高血圧症治療薬とは併用できず、急激な血圧低下を起こす危険があります。心臓、肝臓、腎臓の病気や低血圧がある人は、必ず医師へ伝えてください。
薬を使わない方法には、禁煙、節酒、減量、適度な運動、十分な睡眠、生活習慣病の治療、心理相談、パートナーを交えたカウンセリングなどがあります。陰圧式勃起補助具という医療機器もありますが、痛み、皮下出血、しびれなどが起こる可能性があり、「薬でなければ副作用が一切ない」とは限りません。原因によって適切な方法が異なるため、器具を購入する前にも医療機関へ相談しましょう。
治療薬には、精子を増やしたり、女性の排卵や受精能力を直接高めたりする作用はありません。しかし、十分な勃起を得て、妊娠しやすい時期に性交できるようになれば、が妊娠を妨げていた夫婦では、結果として妊娠の可能性が高まることがあります。つまり、薬が妊娠を起こしやすくするのではなく、性交を成立させやすくするという意味です。
男性が医師の指示どおり治療薬を服用した場合、現在の知見では、精子を通じて胎児の異常を増加させるという明確な証拠は確認されていません。ただし、精子の数や運動率に問題がある人、ほかの薬を服用している人、不妊治療中の人は、泌尿器科や男性不妊外来へ相談してください。必要に応じて精液検査を受け、夫婦双方の状態を確認することが大切です。
また、妊娠を望む男性が自己判断で男性ホルモンを使用すると、精子の形成が抑えられ、かえって妊娠しにくくなることがあります。精力剤や海外からの個人輸入薬にも、成分不明の偽造品や健康被害の危険があります。
は恥ずかしい悩みではなく、医療機関へ相談できる身体の問題です。受診時には、症状が始まった時期、朝の勃起の有無、持病、服用薬、過去に出た副作用、妊娠を希望していることまで正直に伝えてください。安全で控えめな治療とは、弱そうな薬を一人で選ぶことではありません。医師と相談し、自分の身体と将来に合った方法を選ぶことです。
医療機関の選択から始まっています。
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WORKS No.809