WORKS No. 718 優しさの価値

WORKS No. 718 優しさの価値

WORKS NO. 718 優しさの価値

優しさを
笑う社会は
壊れ出す
支え合う糸を
自ら断って

優しさは弱さではない。
むしろ、人と人をつなぎ、社会を支える見えない基盤である。
困っている人に手を差し伸べること。
失敗した人に再挑戦の機会を与えること。
傷ついた人の声に耳を傾けること。
そうした行為は、すぐに利益へ変わるものではない。
だからこそ、効率や競争だけを重視する社会では、ときに優しさが笑われる。
しかし、人は一人では生きられない。
誰もが人生のどこかで助けを必要とし、誰かの理解によって救われる。
優しさを軽視し、嘲笑する社会は、やがて支え合いの仕組みそのものを失っていく。
強さだけでは社会は続かない。
本当に長く続く社会とは、強さと同じくらい優しさを大切にできる社会なのである。

WORKS No.718