WORKS NO. 719 理解の橋
争いは
理解不足の
連鎖から
聞く耳ひとつで
変わる未来も
争いの多くは、最初から憎しみだけで始まるわけではない。
言葉が足りなかった。
事情を知らなかった。
相手の立場を想像できなかった。
そんな小さな理解不足が積み重なり、やがて誤解となり、不信となり、対立へと変わっていく。
人は誰しも、自分の見ている世界を正しいと思いやすい。
しかし、同じ出来事でも、立場が変われば見える景色は大きく変わる。
だからこそ大切なのは、すぐに裁くことではなく、まず知ろうとする姿勢である。
すべてを理解することはできなくても、理解しようと努力することはできる。
その小さな一歩が、争いの連鎖を断ち切り、人と人との間に橋を架ける。
平和とは、巨大な理想だけではない。
誰かの話に耳を傾ける、その小さな行動の積み重ねによって支えられているのかもしれない。
WORKS No.719

