WORKS No. 717 制度という逃げ道

WORKS No. 717 制度という逃げ道

WORKS NO. 717 制度という逃げ道

社会には
逃げ道としての
制度あり
使う知識こそ
命を救う

社会には、決して完璧ではないが、人を守るための制度が数多く存在している。
しかし、その多くは自動では助けてくれない。
知っている人だけが使える。
申請した人だけが使える。
だからこそ、知識は生存技術でもある。
■ 働けなくなった時
病気やケガで働けなくなった場合、
傷病手当金
障害年金
労災保険

などの制度が存在する。
無理をして体を壊す前に、制度を調べることが重要だ。
■ 失業した時
会社の倒産や解雇、退職などで収入が途絶えた場合、
雇用保険(失業給付)
職業訓練制度
再就職支援
などが利用できる。

収入がゼロになってから慌てるより、早めの相談が有効である。
■ 生活が苦しい時
収入だけでは生活できなくなった場合、
生活保護
住居確保給付金
各自治体の支援制度
が存在する。

利用を恥と考える必要はない。
本来は再起のための安全網である。
■ ブラック企業に苦しむ時
長時間労働や未払い残業などに悩んだ場合、
労働基準監督署
総合労働相談コーナー
労働局
などへ相談できる。

耐えることと解決することは別問題である。
■ 借金に追われた時
返済不能になった場合でも、
債務整理
任意整理
個人再生
自己破産

など法的手段が存在する。
人生の終了ではなく、再出発のための制度でもある。
■ 家庭内トラブルの場合
相談
女性相談支援
法テラス
児童相談所
などが利用できる。

一人で抱え込むほど危険は大きくなる。
■ 高齢者や介護の場合
介護保険
ケアマネジャー
地域包括支援センター

などが支援してくれる。
家族だけで抱え込む時代ではない。
■ 子育ての場合
児童手当
医療費助成
保育支援
ひとり親支援

など多くの制度がある。
自治体によって内容も異なるため確認が重要だ。
■ 法律問題の場合
トラブルに巻き込まれた時、
法テラス
弁護士相談
消費生活センター
などを活用できる。

早期相談ほど解決しやすい。
■ 最後に
社会は厳しい。
理不尽なことも多い。

しかし同時に、人を守るための制度も存在している。
問題は、制度がないことではなく、
「知らないこと」
「相談しないこと」
「申請しないこと」

である場合も少なくない。
助けを求めることは弱さではない。
制度を使うことは甘えでもない。
生き延びるために用意された道具を使うことは、立派な自己防衛である。
知識は武器になる。
そして時に、その知識は人生そのものを救う。

WORKS No.717