WORKS No. 507 世界の隅で

WORKS No. 507 世界の隅で

WORKS NO. 507 世界の隅で

広すぎる
世界の隅で
息をして
それでも誰かと
つながっている

世界は広すぎて、
ときどき自分が消えそうに思える。
情報も人も出来事も、
流れは速く、立ち止まる暇がない。
それでも人は完全な孤立では生きていない。
見えない糸のような関係が、
どこかで誰かと結び続けている。
小さな存在でも、
切り離されてはいない。
誰かの言葉、記憶、ぬくもりが、
静かに呼吸を支えている。
広さに圧倒されるときほど、
つながりは力になる。
世界を全部抱える必要はない。
たった一つの関係があれば、
人はここに居場所を持てる。

WORKS No.507