WORKS NO. 508 迷いを断つ刃
握る刃
世界を裂くより
迷い断つ
その一線が
僕を強くする
刃は本来、外へ向けるものだと思われている。
敵を裂き、勝敗を決める道具。
だが本当に人を弱くするのは、
外の脅威より内側の迷いだ。
決めきれない心は、
力を分散させる。
一歩踏み出す前に揺れる時間が、
可能性を削っていく。
だから握るべき刃は他人ではない。
自分の曖昧さだ。
恐れ、言い訳、逃げ道を断ち、
一本の線を引く。
強さとは攻撃ではない。
選びきる覚悟だ。
迷いを断った瞬間から、
人はようやく前へ進める。
WORKS No.508

