WORKS No. 349 点ではなく線で見る

WORKS No. 349 点ではなく線で見る

WORKS NO. 349 点ではなく線で見る

何事も
一部と全体
二つあり
片方だけでは
真実は見えず

物事には必ず「一部」と「全体」の二つの見え方がある。
一部だけを見れば、誤解や偏りが生まれる。
しかし全体だけを見ようとしても、細部の痛みや温度を見落としてしまう。
人間関係も、社会も、人生も同じだ。
ある瞬間だけを切り取れば苦しみに見える出来事も、
全体を振り返れば、その一部が大きな学びとして機能していたりする。
逆に、全体が穏やかに見えても、
一部に目を凝らせば、誰かが必死に支えていたり、
小さな努力が積み重なっていることに気づく。
大切なのは、どちらか片方に偏らず、
一部の声と全体の流れを同時に捉える視点だ。
その両方が揃って初めて、物事の本質が立ち上がる。
世界は断片では語れず、全体だけでも理解できない。
真実はいつも、そのあいだにある。

WORKS No.349