WORKS NO. 358 現実は残酷だ‼️
現実は
時に容赦なく
牙をむく
それでも人は
明日を選んで
現実は、ときに驚くほど残酷だ。人は歳を重ね、身体は衰え、思いもしない不幸が突如として訪れ、最愛の人との別れも避けられない。どんなに抗っても、人生には「限られた時間」という絶対の条件があり、青春は振り返れば驚くほど短く、戻らない。生活は厳しく、社会には罠も嘘も裏切りも存在し、自分の努力ではどうにもならない困難が押し寄せることもある。
しかし、人間は残酷さに押しつぶされるだけの存在ではない。希望や再生は、必ず「選ぶ力」から生まれる。困難を認識し、失う悲しみを受け止め、有限性を理解することは、人生の本質を深く知る行為でもある。限られた時間を意識するからこそ、人は大切なものを選び、後悔の少ない生き方を模索し始める。裏切りがある世界だからこそ、信頼の価値が際立ち、苦しみがあるから、喜びは強く輝く。
現実が残酷であるという前提を受け入れたとき、人は初めて自分の人生を主体的に動かせるようになる。避けられない不幸も、老いも、別れも、時間の短さも、すべては限りある人生をどう生きるかを問い続ける材料だ。残酷さの中にあるわずかな光を見つけて歩き続けることこそ、人間の強さであり、未来を切り開く力となる。
WORKS No.358

