WORKS No. 820 働きすぎにはティータイム

WORKS No. 820 働きすぎにはティータイム

WORKS NO. 820 働きすぎにはティータイム

休みなく
時計を止めて
茶を注ぐ
香りにほどく
疲れのねじを

人間は、休まず動き続けられる機械ではありません。
集中して働き続けると、脳には眠気に関係するアデノシンの働きが蓄積し、注意力や判断力が低下していきます。そこで必要なのが、短いティータイムです。
緑茶や紅茶に含まれるカフェインは、脳のアデノシン受容体を一時的に遮り、眠気を感じにくくして覚醒を助けます。また、茶葉に含まれるアミノ酸の一種「-テアニン」は、カフェインと組み合わさることで、注意力を支える可能性が研究されています。
しかし、カフェインは疲労そのものを消す成分ではありません。身体からの「休みたい」という信号を、一時的に感じにくくしているだけです。摂りすぎれば、不眠、動悸、不安感などにつながることもあります。
ティータイムの本当の価値は、お茶の成分だけではなく、仕事から数分離れ、温かさや香りを味わい、呼吸を整えることにあります。短い休憩は疲労感を和らげ、心の回復を助けます。
夜はカフェインを控え、麦茶やカフェインレスのお茶に替えるのも一つの方法です。
働きすぎた心は、壊れるまで動かすのではなく、温かな一杯でこまめに整えましょう。

WORKS No.820