WORKS NO. 772 歪められた進化
知恵の火は
命を照らし
育てゆく
欲に染まれば
獣を生み出す
科学は、人類が築き上げた最も偉大な知恵の一つです。
医学は命を救い、農業は飢えを減らし、工学は暮らしを豊かにしてきました。科学そのものに善悪はありません。
しかし、その力を扱う人間の心には善悪があります。
もし科学が命を尊ぶためではなく、欲望や支配、破壊だけを目的として使われるなら、本来の進化は歪み、人間も生物も本来あるべき姿を失ってしまいます。
画像に映る異形の存在は、単なる怪物ではありません。
それは、人間が倫理を置き去りにしたとき、知識が暴走した未来を象徴しています。
科学は未来を創る力です。
だからこそ必要なのは、より強い技術ではなく、それを正しく使う責任と良心です。
進歩とは、力を増やすことではありません。命を守る知恵を育て続けることこそ、本当の進化なのです。
WORKS No.772

