WORKS NO. 713 保証人という契約
保証人
軽い善意で
受けるなと
他人の負債を
背負う契約
善意は尊い。
困っている人を助けたいと思う気持ちは、人間らしい優しさでもある。
しかし保証人という制度は、単なる応援や励ましではない。
それは場合によって、自分自身が返済義務を負う可能性を持つ法的な契約である。
相手を信じることと、契約内容を理解することは別問題だ。
「断ったら悪い気がする」
「昔からの付き合いだから」
「たぶん大丈夫だろう」
そうした感情だけで判断すると、後になって人生そのものが大きく揺らぐこともある。
優しさは大切だ。
だが本当に大切なのは、責任の重さを理解したうえで判断することである。
善意だけでは契約の責任を消せない。
知識は冷たさではない。
未来の自分と大切な人を守るための備えでもある。
WORKS No.713

