WORKS NO. 706 執念の突破口
才能が
ないと嘆くな
続けろよ
執念だけで
超える壁もある
才能という言葉は、とても残酷だ。
人は、誰かの輝きを見てしまう。
圧倒的なセンス。
最初から器用にこなす能力。
努力を努力に見せない天才性。
その光を見れば見るほど、自分の不器用さや遅さに絶望してしまうことがある。
だが現実には、「才能だけ」で最後まで走り切れる人ばかりではない。
途中で飽きる者。
評価が落ちた瞬間に消える者。
傷つくことを恐れて逃げる者。
一方で、不器用でも、笑われても、何度失敗しても、執念のように続ける人がいる。
眠れない夜を越えて。
理解されない時間を越えて。
結果が出ない焦りを抱えながらも、それでも手を止めない人がいる。
そして時々、そういう人間が、才能の壁を突き破る。
それは綺麗な勝ち方ではないかもしれない。
泥だらけで、遠回りで、効率も悪い。
それでも、「諦めなかった」という事実は、ときに才能以上の力を持つ。
才能がないと決めつけて、自分を終わらせるには、人生はまだ早すぎるのかもしれない。
WORKS No.706

