WORKS No. 647 赦されぬ影の中で

WORKS No. 647 赦されぬ影の中で

WORKS NO. 647 赦されぬ影の中で

赦しなど
二度と届かぬ
君の距離
果てなき時へ
背を向けられて

もう戻れないと知る瞬間がある。
言葉も、時間も、どれだけ積み重ねても届かない領域へと、関係が滑り落ちていく。
相手の中で下された結論は、静かで、揺るがない。
それは怒りよりも深く、諦めよりも冷たい。
見放されるということは、拒絶されること以上に重い。
そこには、かつて向けられていた視線や感情が、完全に途切れたという現実がある。
終わりの見えない不安は、外から来るものではない。
それは内側に沈んだ、自分自身の姿と向き合うことから始まる。
逃げ場を探しても、最後に残るのは、自分が選んできた結果だ。
その積み重ねが、今の立場を形作っている。
罪深さとは、罰を受けることではない。
それを理解しながらも、変えられなかった自分を知ることにある。

WORKS No.647