WORKS NO. 536 愛される側で終わるな
愛される
ことに甘えて
止まるなよ
支える側へ
踏み出してゆけ
人は誰しも、
愛されたいと願う。
認められたい。
必要とされたい。
大切にされたい。
それは自然な感情であり、
生きる上で欠かせない欲求でもある。
しかし、
そこに甘え続けた瞬間、
成長は静かに止まる。
与えられることに慣れれば、
自ら与える力は弱くなる。
守られることに慣れれば、
支える覚悟は育たない。
愛される側にいることは、
決して悪いことではない。
だが、それだけでは不十分だ。
関係は、
一方通行では長く続かない。
支えられるだけの人間は、
やがてバランスを失い、
どこかで関係は崩れていく。
本当に強い人間は、
「与える側」に立てる人だ。
時間を差し出す。
労力を惜しまない。
誰かのために考え、動く。
それは決して簡単ではない。
時には損をしたように感じることもある。
それでもなお、
支える側に回ることで、
人は深さと強さを手に入れる。
愛されることは入口に過ぎない。
本当の価値は、
その先にある。
支える側へ踏み出したとき、
初めて人は、
関係を「受けるもの」から「築くもの」へと変える。
そしてその積み重ねが、
信頼となり、
絆となり、
簡単には崩れない関係を生み出す。
止まるな。
甘えるな。
一歩、踏み出せ。
その先にしか、
本当の意味での人間関係は存在しない。
WORKS No.536

