WORKS NO. 778 突然現れた鬼神
鬼神立つ
摩天の街に
影落とし
試されるのは
人の良心
ある日、摩天楼の中心に巨大な鬼神が現れた。
誰もが空を見上げ、恐怖に震えました。しかし、本当に人類を追い詰めたのは、その巨大な姿ではありません。
長年積み重ねてきた傲慢、欲望、争い、環境破壊、そして「自分だけは大丈夫」という油断こそが、人類最大の敵だったのです。
鬼神は、それらを映し出す鏡に過ぎません。
どれほど文明が発達し、高層ビルが空へ伸びても、人の心が成長しなければ、その繁栄は砂上の楼閣です。
危機が訪れてから変わるのでは遅いことがあります。だからこそ、平和な日々の中で学び、備え、助け合い、未来への責任を果たすことが大切です。
本当に倒すべき鬼は外にいる怪物ではなく、心の中で育つ傲慢や無関心です。未来を守る最大の力は、技術ではなく、一人ひとりの良心なのです。
WORKS No.778

