WORKS NO. 702 申請主義の扉
行政は
助けの前に
確認し
申請の声で
制度は動く
社会には、困った人を支える制度が数多く存在している。
しかし多くの場合、その仕組みは「困っている人を自動的に探して助ける構造」ではなく、「申請があって初めて動く構造」になっている。
行政が確認を重ねるのは、限られた資源を公平に分配するためでもあり、不正利用を防ぐ役割も持っている。
一方で、本当に苦しい状況にある人ほど、助けを求める余裕がなかったり、自分が対象者であることを知らなかったりする場合もある。
制度が存在することと、制度が届くことは同じではない。
だから社会には制度そのものだけでなく、「知ること」「伝えること」「繋ぐこと」も必要になる。
助けの扉は存在していても、開くための方法を知らなければ、その扉は閉じたままだからだ。
WORKS No.702

