WORKS NO. 701 精神のサンクチュアリ
精神の
避難領域は
贅沢でなく
生存率さえ
支える装備
人は身体だけで生きているわけではない。
食事、住居、安全。
それらは生存に必要な基盤である。
だが、心が休まる場所を失えば、人は見えない部分から少しずつ摩耗していく。
常に比較され、常に評価され、絶えず情報が流れ込む時代では、精神が避難できる場所は贅沢品ではない。
静かな時間でもいい。
夢中になれる創作でもいい。
信頼できる誰かでも、一人になれる場所でもいい。
精神のサンクチュアリとは、現実から逃げる場所ではない。
再び現実へ戻るために、自分を修復する場所だ。
武器だけでは戦場を生き抜けないように、人もまた、見えない部分を守る装備を必要としている。
WORKS No.701

