WORKS No. 663 この世は無限地獄か

WORKS No. 663 この世は無限地獄か

WORKS NO. 663 この世は無限地獄か

果て知らぬ
巡る苦しみ
この世とは
地獄と呼ぶか
光はどこに

この世界を「無限の地獄」と感じる瞬間は確かにある。
痛みは繰り返され、問題は形を変えて現れ続ける。
個人の苦悩、社会の歪み、終わらない対立。
出口のない循環のように見えることもある。
だが、そのすべてを地獄と決めつけた瞬間、
視界は一つに閉じてしまう。
この世界には同時に、
救いも、優しさも、再生の兆しも存在している。
同じ現実で、絶望する者もいれば、希望を見出す者もいる。
つまり、この世は地獄にも、そうでない場所にもなり得る。
苦しみは消えないかもしれない。
だが、その意味は選び直すことができる。
もし地獄が続くのだとしても、
そこに意味を見出すか、抜け道を創るか、
その選択だけは奪われない。

WORKS No.663