WORKS No. 466 自分を捨てない

WORKS No. 466 自分を捨てない

WORKS NO. 466 自分を捨てない

揺らぐ日も
自分の芯を
手放さず
折れぬ心が
道を照らす

「自分を捨てない」とは、頑固になることではない。
理論的に言えば、それは判断基準を他人に完全委任しない姿勢である。
人は環境、評価、流行、集団心理の影響を常に受けている。
それ自体は自然なことであり、適応は生存戦略でもある。
しかし、適応と同化は異なる。
同化が進みすぎると、自分の価値判断が外部基準に置き換わり、
選択の責任も思考の主導権も失われてしまう。
自分を捨てないとは、
「変わらないこと」ではなく、
変わる理由を自分で理解している状態を指す。
周囲に合わせる時も、反対する時も、
自分の中に説明可能な根拠があるなら、
それは孤立ではなく自律である。
教訓は単純だ。
流されるな、だが閉じるな。
耳は開き、芯は手放さない。
自分という軸を保持したまま世界に触れる者だけが、
選択の結果を自分の人生として引き受けることができる。

WORKS No.466