WORKS NO. 442 止まない雨はない
つらい雨
いつでも止まぬ
雨はなく
雲の切れ間に
光は戻る
人生には、どうしても避けられない「雨の時間」がある。
努力しても報われない日。
心が沈み、前が見えなくなる夜。
もうこれ以上は耐えられないと思う瞬間。
だが、どれほど激しい雨であっても、永遠に降り続くことはない。
雲はやがて流れ、空は少しずつ明るさを取り戻す。
苦しみの最中にいるとき、人は「この状態がずっと続くのではないか」と恐れてしまう。
しかし振り返れば、これまで越えてきた夜がある。
乗り越えてきた季節がある。
雨は人を弱くするために降るのではない。
足を止め、心を見つめ、人生の歩き方を整えるために降る。
だから信じていい。
今がどれほどつらくても、空は必ず、もう一度ひらける。雨は止まなくても無理やりでもいい、あきらめない。空は無常でも。
WORKS No.442

