WORKS NO. 441 後悔も明日の糧
後悔も
刻みし昨日が
糧となり
つまずくたびに
人はうまくなる
後悔は、できれば味わいたくない感情だ。
だが不思議なことに、後悔の多い人ほど、人生は少しずつ上手くなっていく。
失敗して落ち込み、反省して恥ずかしくなり、
「もう二度とやるか」と思ったはずなのに、
気づけば同じ失敗を少しマシな形で繰り返している。
――それでいい。人間はそうやって精度を上げていく生き物だ。
完璧な人より、失敗から学べる人のほうが強い。
傷ついた分だけ、判断は鋭くなり、
転んだ回数だけ、歩き方はうまくなる。
後悔とは、過去から届いた「改善点付きのメッセージ」だ。
せっかく届いたのなら、無視するのはもったいない。
だから今日も、胸を張ってこう言えばいい。
「この後悔も、ちゃんと明日の糧にしてやる」と。
WORKS No.441

