WORKS NO. 401 静かに変わる時代
時代はいま
静かに移ろい
僕ら胸
未来へ託す
ひとつの願い
日本社会の変化は、会議室や資料の中よりも、まず労働者の生活に現れる。
賃金、雇用の不安、成果主義、スピード化、常時接続の情報環境。
現場は静かに、しかし確実に負荷を増している。
働く者は、指示をこなす装置ではない。
疲れ、迷い、生活を抱えながら、それでも判断を求められる存在だ。
情報があふれる時代に、考え続けることそのものが、労働になりつつある。
声を上げにくく、立ち止まる余裕もない社会の中で、
それでも自分の思考と尊厳を手放さないこと。
無理に声高に叫ばずとも、日々の選択と働き方が、社会の方向を決めていく。
静かに移ろうこの時代に、
僕らが胸に託すひとつの願いとは、
「使い捨てられず、考える存在として生きられる社会」である。
WORKS No.401

