WORKS NO. 365 失敗や不幸を笑う闇
失敗や
不幸を笑う
心こそ
恥を知らずに
闇を深める
人の失敗や不幸を笑う心は、強さではない。
それは、自分の弱さと空虚さをごまかすための、安っぽい優越感にすぎない。
他人の苦しみを嘲るたび、その心は少しずつ鈍くなり、
「恥を知る感覚」が消えていく。
恥を失った心は、やがて他者の痛みに共鳴できなくなり、
自分自身の闇を深めていく。
ほんとうの強さとは、誰かの弱さに寄り添えることだ。
誰かがつまずいた時に手を差し伸べることだ。
そこには思いやりが生まれ、人の心は少しずつ光を取り戻す。
他者の不幸を笑う心は、自分の人生を曇らせる。
けれど、誰かを支える心は、自分の未来をも明るくする。
恥を知り、人を思いやる心こそが、生きる力を育てていく。
WORKS No.365

