WORKS No. 528 戦争を知らずに

WORKS No. 528 戦争を知らずに

WORKS NO. 528 戦争を知らずに

戦争を
知らずに生まれ
今を生き
その重みさえ
想像できるか

戦争を知らずに生まれたことは、幸運だ。
それは当たり前ではなく、過去に生きた誰かの犠牲の上に成り立っている。
だが同時に、その現実を「知らないまま」でいることは、危うさも含んでいる。
体験していないからこそ、想像しなければならない。
学ばなければならない。
そして、繰り返さないために考え続けなければならない。
平和は、自然に続くものではない。
意識されなくなった瞬間から、静かに崩れていく可能性を持っている。
ここに教訓がある。
「知らないこと」は罪ではないが、「知ろうとしないこと」は無責任になり得る。
過去を学び、現実を見つめ、未来を選ぶ。
それが、戦争を知らずに生きる世代に与えられた役割だ。
何も起きていない日常こそが、最も守るべき価値である。
その重みを理解したとき、人は初めて平和の中で生きている意味を知る。

WORKS No.528