WORKS No. 396 責任を引き受ける社会

WORKS No. 396 責任を引き受ける社会

WORKS NO. 396 責任を引き受ける社会

責任を
誰かに預け
ない社会
一人ひとりが
未来を支える

責任とは、
失敗した者を責めるための言葉ではない。
本来それは、
社会を前へ進めるために
誰かが引き受けるべき重みだ。
責任を回避する社会は、
表面だけは穏やかに見える。
だがその裏側では、
問題が放置され、

弱い立場の人に負荷が集中していく。
「誰かがやるだろう」
「仕方がない」
その言葉が増えるほど、
社会は静かに壊れていく。
責任を引き受ける社会とは、
完璧な人間が集まった世界ではない。
間違いを認め、
修正し、

次へ活かすことが許される社会だ。
責任は、
権力や立場のある者だけが
背負うものでもない。
同時に、

弱い者だけに押しつけられるものでもない。
それぞれが担える範囲で引き受け、
互いに補い合う。
その循環が、社会を強くする。
責任を引き受けるとは、
声を上げることでもあり、
沈黙を選ばないことでもある。
見て見ぬふりをせず、
関わる覚悟を持つことだ。
理想的な社会は、
責任から逃げない人の数で決まる。
一人ひとりが
自分の役割を引き受けたとき、
社会は初めて
信頼できる場所になる。

WORKS No.396