WORKS NO. 383 強さのその先
見違える
強さを得ても
分からない
何が待つのか
道のその先
強くなれば、すべてが楽になると思っていた。
努力し、失敗し、涙を飲み込み、歯を食いしばってここまで来た。
確かに以前の自分とは違う。傷つきにくくなり、倒れても立ち上がれる。
けれど強さを手に入れても、未来の保証はない。
むしろ新しい課題が訪れ、また迷い、選択を迫られる。
強さとは終着点ではなく、スタートラインのひとつ。
力を持つ者は、その使い道を問われる。
過去に勝つことより、これからの自分に責任を持てるかが試される。
「強くなったその先」には答えがない。
だからこそ面白い。人生は未完成の連続だ。
確信よりも挑戦。完璧よりも前進。
迷いながら進む者にだけ、新しい景色が開ける。
見違えるほどの強さを得たなら、次はどう生きるかを決めよう。
未来は予測できない。だが選ぶのはいつも自分だ。
WORKS No.383

