WORKS NO. 345 小さな救い
小さな手
差し伸べられた
その瞬間
誰かの世界を
そっと救う
救いとは、大きな行動だけで生まれるものではない。
ほんの小さな手が差し出された瞬間、
人は「自分はひとりではない」と気づく。
その一瞬の温もりが、絶望の縁に立つ心を
そっと引き戻すことすらある。
優しさは、大声で語る必要もなく、
見返りを求める必要もない。
静かに寄り添い、ただそばに在るだけで、
世界は確かに変わる。
傷ついた心に灯る小さな光は、
誰かの思いやりが生み出したものだ。
救う力は、特別な人だけにあるわけではない。
差し伸べようとする意志そのものが、
人をつなぎ、世界をほんの少し優しくする。
WORKS No.345

