WORKS NO. 324 影を落とすママごと
ママごとは
散弾の砂場 笑い声
戦の影が
影を落とせり
ままごとは、子どもたちの世界で最も平和なはずの遊び。
けれど、その砂場には、見えない「戦争の影」が潜んでいます。
ニュースの爆撃映像、争う大人の声、
武器を掲げる人々の姿。
それらは静かに子どもの心に入り込み、
「まねごと」の中へと染みこんでいきます。
小さな手のスプーンが銃に見え、
砂をかけ合う笑い声が戦の模倣となる。
それは子どもの罪ではない。
大人たちが争いをやめず、
愛を教える代わりに憎しみを見せているからです。
戦争は遠い出来事ではありません。
それは言葉の暴力、差別、無関心という形で、
私たちの足元にも潜んでいます。
無垢な手が銃を握る前に、
私たちは「平和を握る手」を教えなければなりません。
爆撃ではなく、対話で未来を築くこと。
怒りではなく、思いやりで世界を守ること。
どんな理由があっても、
戦争を正当化してはならない。
子どもの笑顔を守ることこそが、
人類の最も基本的な使命なのです。
WORKS No.324

