WORKS NO. 302 愛はときとして儚く崩れ去る
愛という
結びの糸も ときとして
儚く崩れ 風に散る夢
愛は人と人を結びつける、最も強い結束力をもつ感情である。
それは血縁を超え、言葉を超え、時間さえも超越する力を発揮する。
しかし同時に、愛はあまりにも繊細で、巨大な力の前では容易に崩れ去ってしまう。
たとえば、戦争や災害、病、社会の圧力といった外的要因、あるいは心のすれ違いや恐れといった内的要因は、どんなに強い愛も脆くしてしまう。
そこには「愛の儚さ」という、矛盾する美がある。
愛は永遠を願うが、永遠ではない。
だからこそ、人はその一瞬一瞬を尊く感じ、抱きしめようとする。
儚さの中にこそ、愛の本質が宿っているのだ。
WORKS No.302

