
WORKS No. 607 −2025
正義と謀略の狭間
掲ぐ正義
影に潜むは
光か闇か
Raised flags of justice—
in their shadows something hides:
light, or only dark.
世界は戦争と平和という両面を
持つ。その裏側には利害関係を有し
その背後の構造を理解しよう。
この作品は、戦争と平和という対照的な世界を同時に描くことで、
「正義は絶対的なものではなく、立場や視点によって変化する相対的な概念である」ことを表現しています。
中央に配置された少女は、どちらの側にも完全には属さない存在として描かれており、
先入観や利害に染まっていない純粋な視点、そして正義と謀略の境界に立つ象徴となっています。
左側の破壊や戦火、右側の穏やかな自然や平和な風景は、
それぞれが異なる価値観や正当性を持ちながら共存している現実を示しています。
同時に、その裏側には必ず意図や利害関係が存在し、
単純な善悪の二元論では現実を捉えきれないことを示唆しています。
また、空に浮かぶ構造物や幻想的な要素は、
現実が自然に成り立つだけでなく、
政治や思想、情報といった人為的な力によっても形作られていることを象徴しています。
この作品は、表面的に見える出来事や印象だけで判断するのではなく、
その背後にある構造や意図を読み取る視点の重要性を問いかけています。
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制作/2025 正土三 仁志
Production / 2025 Masatomi Hitoshi
