WORKS NO. 731 退屈という奇跡
平和には
退屈なほどの
日常が
何より価値ある
奇跡となる
人は平和な時ほど、その価値を忘れてしまう。
朝が来ること。
食事ができること。
大切な人と話せること。
それらは当たり前のように見える。
だが、その当たり前は決して保証されたものではない。
争いも災害もない日々。
不安に怯えず眠れる夜。
未来を思い描ける明日。
そんな退屈に思えるほど穏やかな時間こそ、多くの人々が願い続けてきた奇跡である。
平和とは刺激の少ない世界ではない。
誰かが安心して笑い、学び、働き、愛せる世界のことである。
だからこそ、何も起きない一日に感謝できる人は、本当の豊かさを知っている。
WORKS No.731

