WORKS NO. 548 思いがけない人生
何のため
生きると問うな
答えなど
思いがけない
日々の中にある
「何のために生きているのか」
その問いは一見、深く意味のあるもののように思える。
しかし、その答えを一つに決めようとするほど、人は迷い、動けなくなる。
人生は設計図どおりに進むものではない。
予測していた未来が外れ、思いもしなかった出来事が訪れる。
出会いも別れも、成功も失敗も、多くは偶然の積み重ねだ。
それでも人は、「意味」を求めてしまう。
不安を消すために、理由をつけ、納得しようとする。
だが、人生の本質は、最初から意味が決められていることではない。
むしろ、予測できない出来事の中で、どう受け取り、どう選び、どう進むか。
その積み重ねこそが、結果として「意味」のように見えるものを形作っていく。
だから、無理に答えを探さなくてもいい。
生きる理由を定義しようとしなくてもいい。
目の前に起こる出来事に向き合い、選び、進んでいく。
その過程そのものが、人生なのだから。
WORKS No.548

